STEP1. 血圧測定・酸素飽和度測定装置の装着
歯科治療の時の血圧測定のカフを取り付け、指先には酸素飽和度のプローブを装着します。
「酸素笑気笑気吸入鎮静法」とは、小さいお子様や、持病をお持ちの方、また高齢者の方が歯科治療に対して不安やストレスを感じ、治療を進めるのが困難と医師が判断した際に使用する治療法です。
一般の歯科治療で使用するのは笑気麻酔は、笑気吸入鎮静法ですので意識を失ったり眠ったりすることはありません。この方法は、患者様の不安やストレスを軽減してくれ、痛みを感じにくくし、あっという間に治療が終わったように錯覚します。
保険適用の治療として用いられ、痛みを伴う治療では、麻酔薬と併用されます。
歯科治療の時の血圧測定のカフを取り付け、指先には酸素飽和度のプローブを装着します。
治療中は基本的に鼻呼吸になりますので、鼻マスクを装着し、鼻呼吸が正常におこなわれているか確認します。
鼻呼吸が正常におこなわれていない場合は、何度か練習をし、正常に鼻呼吸がおこなわれるのを確認後に治療にはいります。
鼻マスクから笑気濃度を少しずつ上げていき、患者様が至適鎮静状態になるまで笑気濃度を調整していきます。
至適鎮静状態になる濃度は、患者様により異なりますので、肩に手を触れて確認したりして、患者様の状態を確認しています。
患者様が至適鎮静状態になったことを確認すると、局所麻酔をゆっくり注入していきます。
麻酔薬は基本的に注射での投与となります。
麻酔が効いてきたら治療にはいります。
治療時間は患者様により異なりますが、治療中は至適鎮静状態にありますので、スムーズに治療を進めていくことができます。
治療が完了したら、笑気濃度を0に戻し、順酸素を吸入していきます。
正常にリカバリーされるまで、平均で5分~10分前後が目安となります。リカバリーが正常におこなわれたら、最後にバイタルを確認して治療完了となります。
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